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秋田県で受け継がれている伝統的な風習「なまはげ」。

子供にとっては恐怖のひと時、なまはげについて調べてみました。

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古くからの伝統行事

なまはげは、山の神々の使いという役割で、大晦日の夜に山から下りて来るという設定で、里の家々を来訪します。

「悪い子はいねがー」「泣ぐ子はいねがー」と言いながら悪いものを諌めてくれるので、なまはげが訪れた家は災いが祓われ、吉がもたらされると信じられています。

なまはげ行事は、1978年に国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

 

本気で怖い、なまはげ

鬼の姿で出刃包丁を持って家に入ってくるなまはげは、子供にとっては恐怖の対象ですが、そうした恐怖心を利用して幼児教育をするという考えが秋田県では理解されており、幼児期特有のわがままなどを、このなまはげの体験で自制させるという考え方があるそうです。

このなまはげの伝統的な行事は、なまはげに扮した村民によって受け継がれています。

大晦日の夜、なまはげの格好をした村民が家に来て大暴れをしますが、家にいる人は正装をして丁重に迎えることが決まっています。

一家の主人はなまはげにお酒を振る舞い、送り返すのが習わしです。

 

50匹のなまはげに圧巻!!男鹿の「なまはげ柴灯まつり」

 

なまはげの語源は?

鬼の面をかぶり、藁で出来たケラミノやハバキを身につけたなまはげは出刃包丁か鉈を持って村を回ります。

この「なまはげ」という名前は、冬に使われる囲炉裏に長時間あたると低温火傷が出来、その火傷のことを「ナモミ」と呼び、火傷のかさぶたを剥ぐことを「ナモミ剥げ」と呼ぶことから、災いを祓うという意味で、「なまはげ」と呼ぶようになったそうです。

ちなみに、鬼の面が赤なら「ジジナマハゲ」、青なら「ババナマハゲ」と、呼び分けられている地域もあります。

 

東北地方には、なまはげ文化がたくさんある

なまはげがいつから始まったのかは正確なことは分かっていません。

なまはげは普通、大晦日に行われますが、「なまはげ柴灯まつり」という行事が毎年2月に開催されていて、その時には観光客向けになまはげが親しまれているそうです。

東北地方では、なまはげと同じような行事が数多く行われており、山形県では「あまはげ」新潟県では「あまぎはぎ」など、さまざまな呼び名が浸透しています。

 

なまはげが妖怪に分類されるのかは分かりませんが、水木しげるさんが書いた妖怪事典の中には、なまはげが紹介されています。

また、アニメやゲームでも大人気の「妖怪ウォッチ」でも、Sランクのレア妖怪として「なまはげ」が登場します。

最近の妖怪ブームに乗って、なまはげの人気が高まる日もやってくるかも知れませんね。