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お正月になると玄関にしめ縄をかけているお宅をよく見かけますが、あのしめ縄、いつまで飾っておくのが良いか知っていますか?
意外に知らないお正月飾りのあれこれ。
いつから飾っていつしまう?
お正月飾りをつけるタイミングですが、大掃除も終わり新しい年を迎える準備が整ってから、と考えて12月31日に飾りをつける方も多いのではないでしょうか。
実は、31日にお正月飾りをつけるのはタブーなんです。
31日だと、年明けまでに1日しか日が無く、「一夜飾り」になる為、縁起が悪いのだとか。
また、29日も数字の縁起が悪いとされています。
地域によって違いはありますが12月26日から30日(29日は除く)に飾り付けるのが良いそうです。
しまう時期も地方で差がありますが、1月7日の松の内がすぎるタイミングが良いとされています。
しまった飾りは毎年1月15日に各地でおこなわれる「とんど焼き」で燃やします。
当日に行けなくても、神社などで回収箱を設置している所も多いです。
あらかじめ持って行っておいて燃やしてもらいましょう。
鏡餅は神様へのお供え
お正月飾りといえばしめ縄の他にも鏡餅や破魔矢がありますよね。
鏡餅は神様のお供えとして飾りますので、なるべく人の集まる居間や仏壇のある床の間などに飾ります。
破魔矢はなるべく高い場所で、目の高さより上に飾るようにします。
飾る場所がない場合は背の高いタンスの上などでも良いそうです。
お正月飾りを手作りしてみよう
正月飾りを手作りしよう(四国 愛媛県 風)
年末になると、どこのスーパーやデパートでもお正月飾りがずらっと並びます。
干支のイラストが描かれた可愛いものや昔ながらのシンプルなものなど、自分の好みで選ぶことができます。
既製品の値段は1000円〜3000円ほどですが、小さいものなら300円くらいで買えます。
確かに既製品を買って飾る方が手軽で簡単で安上がりなのですが、時間があれば自分で作ってみるのも楽しいです。
最近では、お正月飾りを手作りしてブログなどで公開している方もたくさんいるので参考にしてみるのもおすすめです。
お正月飾りの材料は手芸用品店や100円ショップで色々な種類を選ぶことができます。
土台になるしめ縄部分にデコレーションする部品をコーディネートしながら選び、ひとつずつ丁寧に飾り付けていけば、世界に一つだけのオリジナル飾りが出来上がります。
作業はそれほど難しくないので、お子さんと一緒に作ってみるのも良いですね。
家を清め守ってくれるお正月飾り、そのお家の玄関に飾る大切なものですから、ぜひこだわって良いものを選んで下さい。