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暑かった8月が過ぎ、朝夕が涼しく過ごしやすくなってくると、秋はもうすぐそこまで来ています。

夜空の月や星が、いちだんと輝き美しく見える季節、この素晴らしい季節を楽しむ行事が「十五夜」です。昔、中国から伝わったという「十五夜」を楽しみ、ゆったりとした夜を過ごしてみませんか?

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月の満ち欠けで月日をはかっていた時代のおまつりが「十五夜」

日本で十五夜が始まったのは平安時代からだといわれています。

もともとは貴族を中心におこなわれていた祭事でしたが、次第に身分の低い人にも広まりました。

カレンダーや時計のなかった時代、人々は月の満ち欠けを見て月日をはかり、それをもとに農業をおこなって生きていました。そのため、月は人々にとって神聖な存在。十五夜の満月を慈しみ、満月にみたてたお団子とススキを供えることで魔除けをし、息災を願っていたのです。

十五夜だけでなく十三夜や十七夜もある

十五夜は中秋の名月とも呼ばれ有名ですが、実は十五夜の他にも十三夜や十七夜、二十三夜などもあるのです。

どの日も、月の出を待つしきたりの儀式として、十五夜と同じようにおこなわれていましたが、現在では知らない人がほとんどです。

この儀式は、月が出るのを出席者で待って、月の光の下で食事をし、酒を飲み交わすといったものだそうで、なかでも二十三夜がもっとも盛んにおこなわれていたそうですよ。

なぜ十五夜だけが特別なのか

日本で完全な満月が見られるのは年12〜13回だそうですが、なぜ秋の十五夜だけが特別とされているのでしょうか?

その理由は、秋は空気が乾燥して夜空の月や星がくっきりとした輪郭で見ることが出来るので、この時期の満月はひときわ鮮やかに輝いていますし、また鑑賞をするには寒すぎず暑すぎずちょうど過ごしやすい気候だったことから、この季節になったのだろうといわれています。

今年の十五夜はいつ、どんなふうにおこなえば良いの?

毎年、9月中旬におこなわれる十五夜ですが、2014年の十五夜は9月8日となっています。十五夜には満月がみられると思いがちですが、実はそうとも言えないようで、満月にならない日が多いのです。

これは、旧暦の8月15日を十五夜とさだめて日が決まっているからで、実際の月の満ち欠けがその日にぴったり当てはまるとは限らないせいです。

昨年の十五夜は満月になっていましたので、今年も満月が見られれば良いですね。

 

十五夜のお月見には、月見団子やススキをお供えし、家族で食事を楽しみます。

手に入れば「秋の七草」もお供えすれば良いとされています。

秋の七草は萩、桔梗、葛、撫子、女郎花、藤袴、それにススキを合わせた七種類です。

七草をお供えし、月と一緒に眺めながら、季節の移ろいを静かに楽しみましょう。