アインシュタインといえば相対性理論を発表したことで世界的有名になった理論物理学者です。

しかし、相対性理論よりも有名な、あの舌を出した写真。

なぜあの時、アインシュタインは舌を出したのでしょうか?

アインシュタインの生涯

アインシュタインは1879年ドイツのウルムという町で、父へルマンと母パウリーネの長男として産まれました。

5歳頃まで言葉を話すことがあまり出来なかったそうで、父にもらった方位磁石が自然界への興味を持つきっかけになったのだとか。

チューリッヒ連邦工科大学を卒業したのち、保険の外交員や家庭教師などをしながら論文を執筆していました。

1903年にミレーバと結婚、1905年に特殊相対性理論を書き上げ博士号の取得を目指しますが却下されます。

仕方なく「分子の大きさの新しい決定法」なる論文を提出、ようやく受理されます。

偉大な論文も、この時には周囲から理解されなかったそうです。

もったいないですね。

この1905年にはアインシュタインは5つの重要な論文を立て続けに発表し物理学会の風雲児となります。

1916年、一般相対性理論発表。

1921年、ユダヤ人であるという批判がありながら保留されていたノーベル賞を無事受賞。

受賞賞金は妻ミレーバに贈ったそうです。

その後、緊迫する世界情勢に翻弄されながらさまざまな論文を発表し活躍を続けます。

1940年にはアメリカ国籍を取得しますが、1945年にアメリカが広島に原子爆弾をおとしたことに衝撃をうけたと言われています。

1955年4月18日、腹部動脈瘤の破裂により76歳の生涯に幕を下ろします。

 

舌を出した、まさかの理由

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アインシュタインはおとなしく生真面目な性格であったといい、彼の発明ほどのユニークさは、その性格には持ち合わせていなかったのだとか。

人前では笑顔を見せることはほとんどなかったアインシュタインが、なぜ舌を出しておどけているようにも見える写真を撮ったのか。

あの写真が撮られたのは1951年3月14日、アインシュタイン74歳の誕生日でした。

取材に来たカメラマンのアーサー・サスに「笑って下さい」と言われ、ついつい言われるまま笑いそうになり、その笑いをとっさに隠した表情が、あの舌だし写真になったのだそうです。

舌だし写真をアインシュタイン本人はとても気に入ったそうで、焼き増しを9枚もお願いしています。

ちなみにこの写真は1951年度ニューヨーク新聞写真家賞グランプリを受賞。以後、世界中に知られています。

 

天才アインシュタインの人生は、時代に翻弄されながらも自分の信念を貫くという、とても力強いものでした。

自分の考えを信じて実行する強さ、私たちも見習いたいですよね。