七夕伝説~織姫&彦星~

 

毎年7月7日は「七夕」と呼ばれ、日本では笹の木に短冊や七夕飾りを付けますね。

短冊にはお願い事を書いたり・・・。

そんな七夕の事をもっと良く知りたい!

と思いませんか?

織姫と彦星はなぜ1年に1回しか会えなくなったのでしょう。

ふか~いお話があるんですよ。

 

☆ 日本の七夕伝説 ✩

天の川のほとりに天の神様がおりました。

神様の娘は機織りの織姫です。

 

織姫はとても働き者で、織姫が織る布はそれはそれは美しい物でした。

織姫は仕事熱心なあまり、自分自身の身なりなどはまったく気にせず、それを気にした神様が織姫のお婿さんを探しに行きました。年頃の娘さんですから・・・。

そこで出会ったのが彦星です。

 

彦星は牛の世話をしている働き者の青年でした。

神様はとても彦星を気に入り、織姫に会わせます。

すぐに意気投合した二人は結婚し、とても仲の良い夫婦になったのですが・・・

それからというもの、二人はまったく仕事をしなくなったのです。

 

毎日二人で遊んでばかりで神様の言う事も聞かなくなりました。

それに怒った神様が「もう、二人を会わせない」と言い、天の川の東と西で離ればなれにしました。

悲しんだ二人はますます仕事をしなくなり、それどころか織姫は毎日泣いている始末です。

 

彦星も家にこもったまま・・・。

見かねた神様が二人に言いました。

「1年に1回だけ会うことを許してやろう」

その言葉に二人は以前よりももっと働くようになり、1年にたった1回会える日を楽しみに頑張り続けました。神様がお許しをくれた日・・・。それが

7月7日だったのでした。

 

キュンとくる伝説ですね。

日本ではよく聞きます。

では世界ではどうなんでしょうか・・・。

 

☆ 世界ではどんな伝説になっているのかな ☆

七夕伝説は日本だけではありません。

世界には神話的な伝説もあります。

その中でもロマンティックだった七夕伝説をご紹介します。

 

~フィンランド編~

これは仲の良い夫婦の話で始まります。

ズラミスとサラミというとても仲の良い夫婦がおりました。

二人は本当に愛し合っていて、できれば「死んでからも一緒に居たい」と常々思っていました。

しかし現実はそうはいきません。

 

別々に亡くなっていった二人はそれぞれが空の星となりました。

しかし二人の想いはとても強く、夜空の星をかき集めて「光の橋」を作ろうと決めたのです。

毎日毎日、一生懸命星を集め、千年の時をかけてやっと「光の橋」は完成しました。

それが「天の川」です。

 

二人は光の橋を渡り、シリウスの星でやっと会うことができたのです。

そんなふたりは今でも夜空で輝きながら暮らしていると言われています。

日本の伝説とはちょっと違うけど、微笑ましい伝説ですね。

 

~中国編~

貧しい牛飼いの若者と天女(織姫)のお話です。

天上のに住んでいる天女があるとき羽衣をまとい地上に水浴びに降りてきました。

地上には、牛飼いの若者と老牛が居ました。

その老牛が若者に言うのです。

 

「今日は天女が水浴びに地上に降りてきます。

天女の羽衣を盗ってしまえば天女は天に帰れません。

あなたの妻になることでしょう」と。

 

言われるままに若者は羽衣を盗り、隠してしまい、天女は天上に帰れなくなり、若者の妻になりました。

天女は美しい織物をたくさん作り、若者の生活もだんだんと豊かになりました。

幸せに暮らしていたのです。

 

しかし天上では天女のお父様がなかなか戻って来ない事を気にし始めていました。

そんな時、若者と一緒に生活してきた老牛が死んでしまいます。

老牛は死に際に「私が死んだら私の皮を剥ぎ、それをいつも身につけてください。

きっと役に立ちます」と言い残しました。

 

若者はとても悲しみ、天女にすべての事を話しました。

羽衣を盗って隠してしまった事も・・・。

 

それに怒った天女は羽衣を取り返し、天上へ帰って行きました。

若者は老牛の皮をまとい、必死で天女を追いかけ、やっと追いついたその時です。

天女はかんざしで空に線を引き始めました。

 

そこから大量の水が湧き出て二人を隔ててしまったのです。

天女も泣いていました。

もうどうすることもできません。

 

そんな二人を見かねた天女のお父様が「牛飼いは東側、織姫は西側で暮らすのだ。

年に1回、7月7日に会うがよい」と命令したのです。

 

それから二人はその川(天の川)のほとりで暮らすようになりました。

ハッピーエンドですね~。日本の伝説とは同じようだけど違う、そんな感じです。

 

☆ そもそも七夕の発祥はどこなのか ☆

日本に於ける発祥の地は大阪府枚方市~交野市一帯にかけてです。

この地域は平安時代「交野が原」と呼ばれていました。

確かにあの辺りには七夕に関係するものが多くありますね。

 

* 天の川(天野川)

* 機物神社(織姫が祀られていると言われています)

* 牽牛石

* 逢合橋

* 機物神社にある歌碑(一年に 一夜と思えど たなばたの逢い見む 秋の限りなき哉)

 

こんな歌碑があるなんて。

やっぱり発祥の地ですよね。

中国が発祥の地という説もあります。

 

最後に

七夕伝説にもいろいろありますね。チョット切ない話もありました。

でもどれも共通しているのは「愛」です。

いつまでも永遠に愛する想いです。

さて、今年は短冊になんて書いてお願いしようかな~